税理士の変更
いまの税理士から乗り換えるときに、いつ動くか、何を受け取るか、どこでつまずくかを先に説明します。引き継ぎの作業は当事務所が行います。
いつ切り替えるか
いちばんスムーズ:決算申告が終わった直後
前の事務所が申告まで責任を持ち、新しい期の最初から当事務所が見ます。引き継ぐ資料も「直近の申告書一式」で揃うので、抜けが出にくい時期です。
期の途中でも可能
期首からの会計データと、前の事務所が出した届出の控えがあれば引き継げます。決算月の2〜3か月前は避けたほうがよく、その場合は今期の申告まで前の事務所に任せて、翌期から切り替えるのが安全です。
設立してすぐの見直しも
設立初年度は届出の期限が多く、この時期に噛み合わないと1年分の手戻りになります。早めに動いたほうが結果的に楽です。
前の税理士から受け取るもの
すべて揃わなくても始められますが、上の3つは必ず。届出の控えは、消費税の判断に直結します。
- 1.直近2〜3期の申告書の控え(法人税・地方税・消費税。別表と勘定科目内訳書を含む)
- 2.決算書(貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書・注記)
- 3.総勘定元帳・仕訳帳(会計ソフトのデータがあればそのエクスポート)
- 4.固定資産台帳
- 5.税務署・都税事務所に出した届出の控え(青色申告、消費税の課税事業者選択・簡易課税、納期の特例など)
- 6.e-Tax・eLTAXの利用者識別番号と暗証番号(前の税理士が代理送信していた場合は、権限の切り替えが必要)
- 7.年末調整・法定調書・償却資産税の申告控え、給与台帳
- 8.前の事務所との契約書(解約の条項と時期を確認)
何を頼めばいいか分からない状態でも大丈夫です。手元の申告書を見せていただければ、足りないものを当事務所が挙げます。
無料相談を申し込む引き継ぎでつまずくところ
消費税の届出は、出した効力が続きます
簡易課税や課税事業者の選択は、届出を出した期から2年間は変えられません。前の事務所がどの届出を出しているかを先に確認しないと、有利不利の判断を誤ります。
中間納付の予定を引き継ぎます
前期の税額によっては、期の途中に法人税・消費税の中間納付があります。誰がいつ案内するかが宙に浮きやすい項目です。
税務代理権限証書の差し替え
税務署に対する代理の届出は事務所ごとです。切り替えのタイミングで、新しい権限証書を提出します。前の事務所の代理を解除する手続きも当事務所で行います。
会計データの引き取り
弥生・マネーフォワード・freee以外のソフトからは、仕訳データをエクスポートしてfreeeに取り込みます。開始残高を合わせる作業は当事務所がやります。
当事務所への切り替えの流れ
- 1
無料相談
いまの不満と、次に求めることを伺います。切り替えないほうがよい場合は、そうお伝えします。
- 2
資料の確認
直近の申告書と届出の控えを見て、消費税の状態と引き継ぎの論点を洗い出します。
- 3
前の事務所への連絡
解約の時期と資料の受け取りを整理します。言いにくい場合は、伝え方を一緒に決めます。
- 4
freeeへの移行と権限の切り替え
会計データを移し、開始残高を合わせ、税務代理権限証書を差し替えます。
- 5
運用開始
月次の流れとチャットでの質問窓口を整えて、通常運転に入ります。
料金は料金の目安を、freeeへの移行の中身はfreee導入・移行支援をご覧ください。
よくある質問
Q. 前の税理士に言いにくいのですが
理由を詳しく説明する必要はありません。「会計ソフトをfreeeに統一するため、freeeに強い事務所に移ります」で足ります。伝えるタイミングと文面は無料相談で一緒に決めます。
Q. 期の途中で切り替えると費用は二重になりますか?
当事務所の顧問料は切り替えた月から発生します。前の事務所との契約に解約の条件があれば、その期間分が重なることがあるので、契約書を先に確認します。
Q. 会計データの移行にどれくらいかかりますか?
データが揃っていれば、取り込みと開始残高の調整で1〜2週間が目安です。紙の資料しかない場合は、期首からの記帳が必要になるため、取引量によって期間が変わります。
Q. freee以外のソフトを使い続けたいのですが
当事務所は顧問先の会計ソフトをfreeeに統一しています。それによって顧問料を抑え、チャットでのやり取りを速くしているためです。移行そのものは当事務所が行います。