金子佳祐 公認会計士・税理士事務所
一般社団法人 税理士みらい会議のキックオフに参加しました
2026年10月22日、一般社団法人 税理士みらい会議のキックオフに参加しました。
AIを実務に取り入れている全国の税理士・公認会計士が、招待制で集まる会です。サン共同税理士法人の朝倉歩税理士らが発起人となって立ち上げました。
当日は六本木の会場に約30名が集まり、チームに分かれて、それぞれの事務所で使っている仕組みを画面で見せ合いました。
当事務所がお見せしたのは、AIに仕事を任せる前の土台づくりの話です。
1つは、データベースの設計です。当事務所は、AIの答えの質は指示の工夫よりも、事務所の情報の置き方で決まると考えています。同じ顧客の情報が複数の表に分かれていたり、決算月が顧客コードの中に埋め込まれていたりすると、AIはどれが正しいかを判断できません。こうした「見た目は整っているのに、人もAIも使えない」Notionの作りを40以上の例で集めたデモ教材を公開しています。
もう1つは、AIが書く文章の品質です。Googleが開発者向けに公開しているテクニカルライティングの考え方を、AIへの指示に組み込んでいます。結論を先に書く、読み手を決めてから書く、同じものは同じ言葉で呼ぶ、見出しを深くしすぎない、といった決まりです。AIの下書きが、そのまま顧問先に送れる文章に近づきます。
あわせて、消費税の課税方式の判定を、AIとの一問一答で進める仕組みも紹介しました。
AIのさまざまな分野で最前線にいる先生方が集まっていて、どの発表もレベルが高く、圧倒される1日でした。