高円寺で起業する時の手続まとめ【杉並区の税理士が徹底解説】
~⏰️この記事は3分で読めます~
この記事では、これから杉並区で開業・起業する人が必要となる手続きを解説してきます。
✅️高円寺で開業・起業するまでの流れ
✅️高円寺で開業・起業するための必要な書類
✅️高円寺で開業・起業した後の流れ
✅️高円寺で開業・起業した後の必要な書類
✅️高円寺で開業、起業するならいくら資金が必要なのか
この記事を読むことで手続をスムーズに行うことができますので、最後までぜひご覧ください。
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『開業前にやっておくべき節税策3選【プロが解説】』
この記事を書いた人
公認会計士試験合格後、PwCあらた有限責任監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)の金融事業部へ入社。
会計監査・内部統制監査・アドバイザリー業務に従事。
監査法人退所後は会計コンサル会社に勤め、経理支援やシステム導入に従事し、経理現場の改善に務める。
その後、公認会計士・税理士として独立開業。
はじめに:高円寺で開業・起業するために必要な手続一覧
高円寺で開業・起業するために必要なものは以下のとおりです。
起業前に必要になる手続
~個人事業主の場合~
✅️税務署へ開業届を提出)
~会社を設立する場合~
✅作成した定款を公証役場で認証する
✅️法務局に登記書類を提出
起業後に必要になる手続
~個人事業主の場合~
✅️年金事務所にて健康・厚生年金保険の各種申請(従業員がいる場合)
✅️許認可の申請(必要ならば)
~会社を設立する場合~
✅️登記簿謄本の取得
✅️年金事務所にて健康・厚生年金保険の各種申請
✅️許認可の申請(必要ならば)
✅️税務署にて各種書類を提出
✅️都道府県税事務所にて各種書類を提出
それぞれ解説してきます。
1.起業前に必要になる手続
起業前に必要になる書類は、個人事業主から始めるか会社設立をするかで異なります。
もし、個人か法人のどちらで事業を始めようか悩んでいる方は、開業してすぐ利益が立つ見込みかどうかで判断することをオススメします。
詳しくはこちらの『【これから開業する方向け】高円寺で開業する場合、個人事業主と会社のどちらを選ぶべき?』をご覧ください。
個人事業主の場合に提出する書類は、会社を設立する場合と比べて非常に少ないです。
具体的には、税務署に開業届を出すだけで、事業を開始することが可能です。
個人事業主が税務署で開業届を提出する具体的な方法については、こちらの『高円寺で個人事業を始めるために必要な手続 ~杉並区でスモールビジネスを始める人向け~』をご覧ください。
一方で、会社を設立する場合には、公証役場と法務局へ書類を提出する必要があります。
公証役場へ持っていく必要があるものは以下のとおりです。
✅️署名済み定款
✅️委任状(司法書士から受領)
✅️定款認証手数料(現金)
✅️本人確認書類
✅️CD-R(定款の電子データ用)
✅️印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
✅️個人実印(書類の修正がある場合)
その後は、法務局へ以下の書類を持っていきましょう。
✅️定款の謄本
✅️印鑑証明書
✅️入金証明のコピー
✅️登記書類
✅️登録免許税(現金)
✅️法人印と発起人の実印(書類の修正がある場合)
それぞれの書類の詳細は、こちらの『高円寺で会社設立・開業するための書類と手続【専門家が解説】』にて解説しているので、ご覧いただければと思います。
2.起業後に必要になる手続
事業を開始した後も、いくつか書類の提出が必要になります。
まず、個人法人ともに、ご自身の事業が許認可の申請が必要な事業であれば、対応する申請を行っておきましょう。
許認可の申請が必要な事業の例として、例えば飲食業や保健所であれば保健所に、医療法人であれば都道府県の認可が必要です。
そして、法人の場合には、下記の手続きが必要になります。
✅️登記簿謄本の取得
✅️年金事務所にて健康・厚生年金保険の各種申請
✅️許認可の申請(必要ならば)
✅️税務署にて各種書類を提出
✅️都道府県税事務所にて各種書類を提出
年金事務所、税務署、都道府県税事務所に出す書類は非常に多いので、必ず抜け漏れがないようにしましょう。
詳しくは、こちらの『高円寺で会社を設立・創業した後に必要な手続 ~独立後の法務局・税務署・都税・年金手続~』にて、提出する書類の種類と方法について詳しく解説しています。
また、年金事務所へ行くタイミングは報酬を支払った月ですが、そのためには役員報酬の金額も合わせて決める必要があるでしょう。
役員報酬の適切な金額については、こちらの『会社を設立したあとの役員報酬を決める3つのポイント~役員報酬はいくらが妥当なのか~』という記事で解説しているので、もし役員報酬の金額についてお悩みの方はご覧ください。
3.起業するために必要となる資金はいくら?
事業を始めるために最低限必要な金額は下記のとおりです。
✅️個人事業主なら0円
✅️合同会社なら3万円
✅️株式会社なら10.7万円
会社形態によっても設立費用が異なる点に注意してください。
会社設立のほかに必要な費用は以下のとおりです。
✅️オフィス、店舗の賃借料
✅️会計ソフトの利用料
✅️HP制作料
✅️その他仕入れ代金
杉並区の物件を借りるに当たり、平均坪単価を調べたところ概ね2万円/坪前後です。
会計ソフトの利用料は概ね月額1,980円~から利用できます。
HP制作料は業者にもよりますが、10万円~から制作できます。
各項目の詳細については、こちらの『【税理士が教えます】高円寺で創業・開業する場合いくら必要? ~起業前の資金準備~』で解説しているので、是非ご覧いただければと思います。
また、これらを自己資金で用意することが難しい方は、補助金や創業融資も視野にいれると良いでしょう。
杉並区の補助金や創業融資はこちらの『杉並区で使える創業融資・補助金について解説』という記事で解説しているので、是非ご覧いただければと思います。
4.弊事務所のご紹介
弊事務所ではこれから開業する方に向けた開業支援や税務顧問サービスも受け付けておりますので、簡単にご紹介させていただきます。
お客様の手間を徹底的に省いた業務設計
当社の記帳代行サービスは、忙しい事業主様向けに特化して設計されています。
サービスの最大の特長は、全ての業務がオンラインで完結することです。
記帳代行を依頼する場合、紙の請求書や領収書はスマートフォンで撮影するだけでOK。撮影した画像をクラウドにアップロードいただくだけで、後の記帳は全て迅速に行います。
文書のデジタル化からデータ入力、さらには分析まで、一貫して高品質なサービスを提供します。
もちろん、希望のお客様に対しては対面での面談も柔軟に対応していますので、お気軽にご相談ください。
freee会計に特化することでコスト削減&付加価値の提供
弊事務所ではご契約されるお客様にfreee会計の導入をお願いしております。
顧問先様の会計ソフトをfreeeに統一することで、事務所内の作業内容の効率化を通じた顧問料金削減や後述する毎月の経営レポート発行を可能とし、お客様へ還元しております。
freee様よりfreee会計エキスパートの認定を受けておりますので、freee会計の導入や設定を含めた支援も可能としております。
毎月の経営レポートを通じた分析&融資に強い決算作りの支援
みなさんは「コックピット経営」という言葉をご存知でしょうか?
コックピット経営とは、企業の経営者が経営の現状を一目で把握できるように、重要な経営指標やデータを一画面に集約して表示する手法です。航空機のコックピットのように、多くの計器が一箇所に配置されていることからこの名前がつけられています。
弊事務所では記帳代行や申告のみならず、売上や資金繰りを可視化したレポートの発行を毎月おこなっており、デフォルトで顧問業務に付属します。
レポートには銀行が重視するような指標もリアルタイムで追うことができますので、銀行の融資対策を早期に行えるのと同時に、迅速な経営判断が可能になります。
仮にこういった対策をせずに決算を迎えてしまうと、決算書に融資へ悪影響を及ぼす要因が残ってしまうことになるため、こういった対策はタイムリーに財務状況を追いながら、対策をすることが非常に重要です。
~対策例の一部をご紹介~
✅️役員貸付金の解消:役員貸付金の存在は、銀行から個人資金と会社資金が混合しているとみなされ、融資に悪影響を及ぼす危険がございます
✅️デッドエクイティスワップを通じた役員借入金の資本化:膨らんだ役員借入金は負債比率を増加させる要因となるため、融資を見据えるのであれば資本化などを通じて解消の余地がございます
✅️経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)の資産計上:掛け金を損金に落とさず資産計上し、別表上で減算処理することで、節税対策をしつつ、これまで簿外となっていた資産の存在を示し、銀行への評価を上げることができます。(※申告する上で必要となる明細書は弊事務所で作成いたします)
✅️PL計上区分の見直し:売上高に計上できるのに営業外収益へ計上している金額がないか、特別損失に計上できるのに販管費へ計上している金額がないかを精査することで、企業の経常収益力の見え方を改善し、銀行評価の向上に繋げることができます。
こちらのレポートはネットを通じてスマホからの閲覧も可能ですので、出先から気軽に自身の経営状況を把握することが可能になります。
⇩実際にお客様へ発行している経営レポートのサンプルはこちらです⇩
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お客様のご要望をお伺いします
顧問業務の内容
顧問業務に含まれるサービスは以下のとおりです。
✅️会計税務に関する質問受付
✅️現状の問題点や今後の方向性について面談・決算報告(頻度はお選びいただけます)
✅️決算申告対応
✅️経営レポートの作成
✅️専門家紹介
✅️クラウド会計の導入支援
✅️節税提案
おわりに:企業に必要な手続を知って円滑に事業をスタートしよう
いかがだったでしょうか?
円滑に事業を始めるにあたり、必要な手続きは漏れなくすることが非常に重要です。
弊事務所でも、事業開始の伴走支援・フォローを行っています。
開業費用を安く抑えたい方、創業融資や補助金について知りたい方は、下記のボタンからお問い合わせください。
また、すでに個人事業主の方は、法人成りのシミュレーションもご相談可能です。
初回の相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。
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お客様のご要望をお伺いします
この記事を書いた人
公認会計士試験合格後、PwCあらた有限責任監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)の金融事業部へ入社。
会計監査・内部統制監査・アドバイザリー業務に従事。
監査法人退所後は会計コンサル会社に勤め、経理支援やシステム導入に従事し、経理現場の改善に務める。
その後、公認会計士・税理士として独立開業。
最終更新日:2024年7月27日
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